|
右の図は、カーラーの救命曲線といい、心臓が停止してから、または呼吸が停止してからどのくらいの時間が経つとどのくらいの死亡率になるのかを曲線で示しています。
この図からわかるように、心停止の場合は3分、呼吸停止の場合は10分が経過すると死亡率は50%を超えてしまいます。このことから、一刻も早く心肺蘇生法をおこなう必要があることがわかります。
みなさんは、救急車を呼んでから何分くらいで到着するか知っていますか?救急車が119番通報を受けてから現場へ到着するまでの全国平均時間は、5〜6分です。そのことに加え、人間が生きていくうえで大切な脳は、酸素がなくなってから3〜4分しか生きていられません。
心臓が止まってしまうような重篤な状態のときは、すぐに119番すること、早く応急手当をすること、救急隊による処置、医療機関での処置が、スムーズに早く行われることが必要になります。これらの連携のことを「救命の鎖(Chain of Survival)」といい、この鎖がひとつでも欠けると救命が困難になります。
|